しょーこの雑記

薄給ライトオタクの戯言。色々書いてる。

期待値MAXだった映画「若おかみは小学生!」を観て

こんにちは。しょーこです。


先日NHKで放送された映画「若おかみは小学生!」を観ました。単純に話題になってたから気になってたのと、私の友達がめっっっちゃ勧めてきてくれまして 笑
小学生の頃 本をちらっと読んだことあったけど内容までは覚えてなかったので(露天風呂プリンだけは凄く覚えてた 笑)、ほぼ事前情報無しで観ました。



結論から言うと




うーん………🤔



期待値が高過ぎたせいかなぁ〜結構私的に引っかかる所が多かった…。そこの所ちょっと色々書いていこうかなと思います。多分ネタバレになるので観てない方でこれから観る!って方はご注意を。


公式サイト↓↓↓

https://www.waka-okami.jp/movie/



展開が早過ぎる

お話自体は短編の組み合わせみたいな感じでぽんぽん進むからテンポはいいんだけど、話を動かす為の「転」の部分が雑というか。例えばだけど、

  • ウリ坊に旅館の仕事よく分かんないのにいきなり旅館の若女将になってくれって懇願されて割とすぐにじゃんじゃんお客さんの前に出るおっこちゃん
  • ぽっと出てきて「私ここが気に入ったからここに住む」とか言い出す美陽ちゃん
  • 突然 「ウリ坊と美陽ちゃんとお別れしないといけない、二人は天にのぼるから」とか言い出す鈴鬼君
  • いきなり舞の練習を始めるおっこちゃんと真月さん
  • 舞を一緒に踊りながら「私達 生まれ変わるから」とか言い出すウリ坊と美陽ちゃん

とかね。多分 子どもでも観やすいようにさらっと流すように描いているんだろうけど、全体的に丁寧なのに、そこだけ手抜きされたみたいだったのが残念だったなー。



無神経なお客さん

これもね凄く気になった。いやまぁ鈴鬼君の力って言われたらそれまでなんだけど。
あかね君は「おもてなしを受ける」のと「ワガママを言ってもいい」を完全に履き違えてる気がしたし、水領さん最初出てきた時 部屋を私物化してたよねって感じだったし、最後の家族は言わずもがなですよ。
このお父さんは 自分が死なせてしまった相手の家族に偶然会ってしまう可能性を考えなかったのかな?宿選びもうちょっと慎重にしてくれよ。まぁ鈴鬼君が呼んだんだろうけどさ!(二回目)
でも仮にそうだとしても事故の詳細な状況をぽんぽんと見ず知らずの子に話すのは本当良くないし絶対おかしいよ。展開上 必要なんだろうけどさ。
あの家族はおっこちゃんが前に進んでる、成長しているって描写をしたいが為に作られたキャラクターな気がしてならないんだよね。でもあんな思い出させて辛い思いさせるのは本当心が痛いよ。やめて欲しいよ。
ファンタジーが好きなのにフィクションに現実的な面を求めてしまう厄介な人間なので、自分でも自覚無くPTSDの症状が出ているおっこちゃんに必要なのはまずは治療では…?と思ってしまった。だってあれは乗り越えたって訳ではなく、若女将の立場からあの家族をお客様として扱えるってだけでしょ…。まぁあえて辛い時の状況を思い出して治療するやり方もあるけどさ。本当心が痛いよ。やめて欲しいよ。(二回目)




「感動した!」とか「健気に頑張るおっこちゃんに心打たれた」とか凄くプラスの意見も沢山あって、確かにその通りではあるんだけど、万人がそう思えるかって言われると絶対そうでは無いなって気がしました。
でも主にキャラクターと心理描写に関しては大変良かったので、相手を選んでお勧めしたら良いのでは?とか思ったり。(どんな映画でもそういうモンか😂)



五つ星満点なら三つ星くらいかな?



しょーこ